現地言語のキクユ語で「神の住む場所」を意味する「キリニャガ」
そんな「キリニャガ」は、アフリカ大陸第2位の高さを誇るケニア山の南側にあり、隣接するニエリ、ムランガ、エンブといったケニア山山麓一帯地域の素晴らしい品質のコーヒーを生産するエリアに位置しています。
この地域は土地が非常に肥沃で生産性が高かったためファクトリーが建設され、1998年から稼働開始しました。冠雪山であるケニア山から流れる水はラガティ川と灌漑システムを経てこの地域に還元されています。また、コーヒーの果肉は牛の糞と同様に肥料として再利用されています。
ファクトリーに持ち込まれたコーヒーチェリーはハンドソーティングされた後に、パルパーにかけられます。その後、パーチメントを発酵槽の中で一晩発酵させることで、ミューシレージを分解します。カナルでの水洗処理を行い、パーチメントはP1P2P3Pライトの4つのグレードに分けられた後、ドライングベッドで9日から15日間かけ乾燥されます。